■今年中には以下のことが行われます
CWP全バージョンの公開
素材利用規定ページの作成
■それ以外のこと
1.クロスプラットフォーム化(Python)
2.iPadアプリ(iPhone SDK)
会社から自己啓発でなんか自分で企画して開発とかやろうぜ的なお達しがあるので、まとまった時間は全てそれに費やすことになります。んで、だったらゲーム開発してやればいいんじゃね?ということで上記のことを要件定義から初めます。まだ大きな開発はできないので、細々したアプリを通ってからになりますけど。細々が何年かかるかは実業務の忙しさ次第。
開発言語
python:macだとデフォで入ってるので環境が作り易い
あいほんSDK:developer登録した!まだ画面だしただけ。
コメント (3)
神科さん、はじめまして。E+Xと申します。
ギルドにシナリオを出したりはしていないのですが、CardWirth 1.28が出るか出ないかの頃からCardWirthのユーザだった者です。
CardWirthPartyは、即売会といったものに行ったりする事が無い為直接手に取った事は無いのですが、Web上で公開された時にダウンロードして、「今でもこんなにCardWirthに情熱をかけてらっしゃる方がいるのか!」と感激した記憶があります。
お仕事の都合との事ですが、活動停止と聞いて残念な限りです。
ところで、この記事中の
> 1.クロスプラットフォーム化(Python)
> 2.iPadアプリ(iPhone SDK)
というのは、CardWirth本体の再構築を指していらっしゃるのでしょうか?
というのも、僕もCardWirthの再構築プロジェクトを立ち上げようと思って(悶々として)いるのですが、ちょうどRSSを購読していたこのブログで上のような記述を見つけたので、心拍があがってしまいました(^ ^;
ThomasさんのCWIというプロジェクトがあると知った時には既にそのプロジェクトは凍結されており、WikipediaでPythonによるCardWirthクローンがあると読んだ際も結局それは見つからず……
C# + WPF(or XNA)で、仕様も含めゼロから再設計するつもりだったのですが、結局まだ始められていません。
もし神科さんがCardWirthの再構築をなさる予定でしたら、是非環境等を揃えて共同でやってみたいと思うのですが、いかがでしょうか? (Macは持っていませんが、言語等にはこだわりません)
突然長文でぶしつけな事をお聞きして申し訳ありません。お返事頂けると幸いです。
Posted by: E+X | 2010年10月09日 03:02
E+Xさんこんばんは、かみしなです。
CWが業務に引きづられて遅れてしまったことに関しまして、業務的な忙しさは業績など色々とあるため、仕方が無いかなと思う部分はありますが、そのためにたくさんの方にご迷惑をかけたことは謝罪の念を強く持っています。
>CardWirth本体の再構築
再構築になるのかな?CWの本体を最新の(かつモビリティの高い)プラットフォームで遊べるようになればいいのにな、という思いが数年前からあり、今の段階になって具体的なことを考えはじめたところです。
したいしたいとは思っていても、いつまでにやるか、などの具体的な部分は見通しが立っていないので、今すぐに是非、とは言いがたいです。また新しい積荷を背負い直すには疲労しすぎました。着手できる精神状態になるまでは細々としたツールを開発しているので、共同開発については気長に待っていただければと思います。それにE+Xさんが先に着手なされる可能性も有りますでしょうし、今すぐに拘束してしまっては出来ることもできなくなってしまうのではと危惧しています。
>C#+WPF
私自身が業務開発用にMacを導入したことによって、WindowsのアプリケーションがMac(or Linux)で利用できたら(あるいは逆にMacのアプリケーションをWindowsで)と思うことが増えてきました、そこでそれを踏襲し、OSに寄らない言語での開発を考えています。今のところ、記事にも書いたとおりPython(すでにクローンがあるらしい)での開発を考えているところです。(Javaもちょっと考えてますが)
PythonにはゲームライブラリとしてPygameがあり、比較的開発にとりかかりやすいのではないか(日本語の記事は少ないですが)と思っています。また、個人的な部分ではありますが、Macには最初からPythonがインストールされており、環境を整える手間が少ないので、興味が出てきたといったところです。
iPad用アプリの開発は、iPadが出た当初、むしろiPhoneが出た時からずっと考えていたことで、やっと最近になって具体的な行動を始めたところです。
後押ししたのはこの記事 http://japanese.engadget.com/2010/09/09/ios-app-store/ と、UnityというGame Developer Tool( http://unity3d.com/ )です。UnityはMono(.Net)ベースの言語で開発が可能というなかなか美味しいツールです。(まあ、iOS用のライセンスは高いんですけど)
E+Xさんが持つC#の知識や、XMLの知識について大変興味はありますので、近々メールを差し上げたいと思っています。ただ、最初に書いたとおり、本当に多忙のためうまく立ち回れる気がしません、気長に待っていただければと思います。よろしくお願いします。
Posted by: karna | 2010年10月11日 01:29
神科さん、
こんばんは、E+Xです。
お返事ありがとうございます。
> CardWirth本体の再構築...
なるほど、ごもっともです。無理を言って申し訳ありません。
僕の方でも今すぐ本腰を入れて開発を始められる状態ではありませんが、素案は時々考えているので、一週間~二週間後くらいに余裕が出てきたら、アジャイルもどきでぼちぼち始めようと思っています。
# 残念ながらアマチュアなのでちゃんと学んだわけではありませんしうまくできるかわかりませんが
> OSに寄らない言語での開発
僕自身がクライアントマシンとしてはWindowsしか使わないので意識が低いのですが、確かにCardWirthもクロスプラットフォームの方がユーザコミュニティの拡大に役立つと思っています。
今まではMicrosoft CLR互換のCLIはどこもまともに作る気無いんだろうなあと思って、C#を使う限りにおいてはポータビリティを気にしても仕方が無いと思っていましたが……
> Python、Pygame、Java
なるほど、公式サイトやWeb上の画像などを見てみると、Pygameもかなり凄そうですね。
Pythonは、Perl、PHPやRubyなどとサーバーサイドスクリプト言語だとかいうイメージしか無かったので驚きです。
PygameはSDL使っているんですね……名前だけは何回か見た事があります。OpenGLベースだったのか。
Javaも、Swingだと重そうだなあと思っていたら、OpenGLとかのバインディングもあるんですね。これもびっくりです。時々調べたりしないと知らない事だらけだ……
> iPhone、iPad
これは僕も思っていました! (iPhoneユーザではあったので)
知人と「(CardWirthではないのですが)iPhoneアプリ開発プロジェクトやろう!」と意気込んでSDKの要件を調べたらMacが必要との事だったので早々に諦めてしましましたが……、
凄く大きなマーケットだと思うので、メインターゲットにはならないまでも、CardWirth on iPhone/iPadとかon Androidとかできたら良いなあ、という妄想はまだ持っています。
> Unity、Mono
そ、そんなものがあったんですか?!
Unityの公式サイトやニュースなどを見ると、これもまた良さそうな感じですね。
しかし……iOSライセンスは$400ですか……今は円高とはいえ、割としますね。
でも、Appleもサードパーティ製のツールによる開発を認めると……
# って、記事中の「開発環境まで制限するという他では耳にしないような発表」も寡聞にして知らなかったのですが(^ ^;
Monoについては、.NET Frameworkが1.0か1.1だった頃にSharpDevelopと一緒に調べたり試したりしてみて、まだまだ不完全だなあと思って見切ってしまった記憶があります。
今改めてみてみたら、これこんなに凄い事になってたんですね……! Unityといい、これといい、目から鱗です。
WPFはさすがにサポートされていないようですが、最新のC#の言語仕様までほとんどサポートしている事はおろか、.NET Frameworkの十分なサブセットまで……
OSに依存しないだけでなく、言語( http://www.mono-project.com/Languages )まで複数、一つのプラットフォームに乗せられるとは……
System.Windows.Formsが何故かクロスプラットフォームにする時の標準になってたり、Silverlightの実装があったり、ちょっと謎すぎる(でもうれしい)事までありますね。
Windows、Mac OS X、RHEL/CentOS、Ubuntu、openSUSE……有名どころはそつなく対応している上、UnityやMono Tools、あとMono Touchというのもあるみたいですが、そういった有料アプリケーションまで出ているという事は、スポンサーのNovellも開発コミュニティも本気と見て良さそうですね。
うーん、Python、Java、C#、どれを選んでも良さそうなのでどれでやろうか迷ってしまいますが……
とりあえず、non-Windows OSでは(あるいはWindowsでも)Mono上で動かす事を視野に入れて、C# + Silverlight(Moonlight)で書き始めてみようと思います。
MonoのJITコンパイラがどのくらい最適化してくれるのかどうかはわかりませんが、最近はCPUも安価でパワフルになってきましたし、グラフィックスのレンダリングエンジンがハードウェアのサポートを受けられる限りにおいては、パフォーマンス面でも問題無いだろう、と期待しています。
MonoがC#に加えてJavaやPythonなどもサポートしているというのも理由の一つです。
# 一度ILに落とすみたいですからC#のクラスライブラリがJavaやPythonからでも使えるのだろう、と (試してはいませんが)
また、今の所、書き直す時には5つのサブモジュールに分けようと思っていて:
- Core: 基本的なModel
- Styles: バリアントの一般化ModelかつController -->--> Core
- Engine: (環境依存の)エンジン、ViewかつController -->--> Core, Styles
- Editor: 新エディタ
- Converter: 新旧ファイル形式コンバータ
もしEngineが不幸にも環境依存でないといけなくなった場合にも、最悪Engine以外が環境非依存で動けばいいかな、と考えている為でもあります。
と、前回も少し思ったのですが、このような事は最初からメールで書いた方が良かったでしょうか?
前回に引き続き長々と申し訳ありません。
このコメントにはメールでの連絡先を書いていないのですが、メールをいただけるのでしたら cwphoenix [at] eplusx.net か eplusx [at] eplusx.net 宛にお送り下さい。
あるいは、ここにも連絡先をまとめてあります:
http://www.eplusx.net/author/eplusx#Contact
現段階ではひとまず上のようにして、CoreとConverterから進めていこうと思っております。
今回神科さんのお話を伺って、色々勉強になりましたし、方向性も固まってきました。
もし神科さんがよろしければ、近い将来共同開発できる事を願っております。
お忙しい中長々とお付き合い下さって、ありがとうございました。
Posted by: E+X | 2010年10月14日 02:47